VC++ IJG libjpegのコンパイル
手順1:Independent JPEG Groupからソースファイルをダウンロードし、「C:\jpeg-6b」に解凍します。
手順2:日経ソフトウェアダウンロード2000年「2000年3月号 スキルアップMFCプログラミング 第5回」からsmfc0003.zipをダウンロードして解凍します。解凍された「libJPEG」フォルダから「libJPEG.dsw」と「libJPEG.dsp」を「C:\jpeg-6b」にコピーします。Visual Studio .NET 2003で「libJPEG.dsw」を開きslnに変換します。
手順3:コンフィグファイルの修正
WindowsCE FAN「Independent JPEG GroupのJPEG Softwareを使おう Step1」を参考にして、コンフィグファイルを修正します。
jconfig.h 下の3行をファイルの先頭に追記
#include
#define NO_GETENV
#define XMD_H
jmorecfg.h 以下を「#if 0」でコメントアウト
#if 0
#ifdef NEED_FAR_POINTERS
#define FAR far
#else
#define FAR
#endif
#endif
//RGBのオフセットを修正し、WindowsDIBと合わせた
//#define RGB_RED 0 /* Offset of Red in an RGB scanline element */
//#define RGB_GREEN 1 /* Offset of Green */
//#define RGB_BLUE 2 /* Offset of Blue */
#define RGB_RED 2
#define RGB_GREEN 1
#define RGB_BLUE 0
ソースファイルの拡張子についてはcppにはせずにcのままにしてあります。
手順4:プロジェクトの設定
基本的には組み込みたいアプリケーションの設定に合わせて、「ランタイムライブラリ」と「呼び出し規約」を設定します。なお、デバッグ版を\Debug\libjpegd.lib、リリース版を\Release\libjpeg.libとしました。プロジェクトプロパティの設定後、「ビルド」メニューでビルドを実行すればライブラリがコンパイルされます。
« VC++でJPEGを使う | トップページ | DirectShowの開発環境設定 »
「04 vba & other」カテゴリの記事
- Access 2013 アドインの作り方(2019.07.27)
- VistaでWindows Media エンコーダを使う(2008.08.05)
- DirectShowとは(2007.01.10)
- DirectShowの開発環境設定(2007.01.05)
- VC++ IJG libjpegのコンパイル(2007.01.04)
コメント